仏壇の参拝 商品
家族が亡くなられた人の家へ訪問するとき、仏壇がある場合は心を込めて参拝をしましょう。
仏壇参拝のマナーは宗派によって変わる部分も多いのですが、基本としては、訪問した直後に挨拶を交わし、仏壇への参拝について質問するところから始めます。
このとき、香典袋やお土産のお菓子などは仏前に上げ、霊前に供えるようにしましょう。
また、このあとにろうそくや線香をつけ、奇数回リンを鳴らすのが慣わしですが、最近ではこれらの行程を省き、心を込めて手を合わせるだけでも充分な参拝となります。
特に線香やリンに関しては、宗派によって訪問者ではなく家人が行うこともありますし、行うことがかえって失礼となる場合もあります。

文章力

リアリティのある文章に頭でイメージする風景が簡潔かつ妖気に創られる。
また話もただただ起承転結なのではなく最初に空白を作ることで物語の面白みをラストに凝縮している。なので何度読んでも新たな発見があって面白い。
またそれぞれ短編なので読みやすく気兼ねしなくてすむ。
これからの活躍に期待してしまう力をもった作者だと思う。

「幻日」の甘美な幻想

短編集。特に、夢の様な甘美な幻想と厳しい現実を描いた「幻日」に興味を持った。この幻想は夜にのみ成り立つが、白昼に突きつけられた現実は、予想どうり苛酷だった。
「骨」も面白い。僧侶ですら幽霊や霊魂を信じてはいないが、因縁めいたものは強く信じている。この下りは、著者の幽霊哲学を代弁している様で、興味深い。結末も秀逸だ。
「お迎え」は、10年期限付の生命を手に入れるという筋書きが面白いし、目まいのする様な結末だ。

全体に、短編ながら、物語性も凝縮されたホラーだ。
その物語性と幻想性に酔える。

作者の手腕に脱帽。

「幻日」の文庫化だそうだが、全面的に書き直されてるのでまったく違う感触なのだそうだ。ぼくは、本書しか読んでないがこれは確かに怖い。何が怖いといって、作者が集めたというエピソードの数々がなかなか生々しくて良い。この人はその場でしか味わえない、言いかえれば当事者しか味わえないその場の恐怖を的確に伝えていて秀逸なのである。本書中では「怪の再生」と「釘」がその部類。で、作者の創作で良かったのが「廃憶」である。これは夢の不気味さとその謎解きがゾクゾクするほどおもしろかった。よく出来た話だ。